(実験)xpander <- { arpeggiator.microKORG * MIDIeffect.(Max for Live) }

小さな成果がサクッと消し飛んだところで音を追加しました(フラれた)。Oberheim Xpanderの音です。

  • (実験) xpander <- { arpeggiator.microKORG * MIDIeffect.(Max for Live) }

    Oberheim Xpanderのみの音です。ミキサー(ALESIS iMultiMix 9R)のEQでHiを2程度上げています。ステレオPANはエフェクトではなく、xpanderで各CVのPANを振ったものです。音程はKORG microKORGのアルペジエイターをMax for LiveのMIDIエフェクトで加工したものです。XpanderのCVも調節しています。揺らぎはMax for LiveのLFOとxpanderのLever1のccを合わせ、LFOのJitterを調節することで実行されています。xpander内部でVCO1やそのほかのモジュレーターに波形をnoiseにしたLFOをパッチングしても変わりないかもしれません。

Oberheim Xpanderは1984年に発売されたシンセサイザーですが、自由度がとても高くサウンドも独特で、使うほどに分かってくるその秘められたポテンシャルに驚きを隠せません。秘境の奥に眠る伝説のモンスター的もしくは噛めば噛むほど味が出るスルメ的なシンセサイザーといった感じです。作った人はTHE geniusだ! m9っ`=д=´)

機器内部に潜む電子の蟻が勝手に奏でる音をすくいあげて記録するというvoicing antsコンセプトにマッチしたものが久しぶりに出来ました。強いて中二なタイトルを付けるなら、「猫の耳に電子の蟻が侵入したところ突如哲学を語り出した」という感じでしょうか。

主な使用機材 : Oberheim Xpander
Wikipedia : Oberheim Xpander

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