若い世代同士で努力するしかない

アイデンティティが崩壊するという現象は、誰しもが避けたがるものです。今まで自分がやってきたことを否定されるのが好きな人はほとんどいないでしょう。長ければ長いほど避けたい。コンコルド効果というものに似ているかもしれません。

「埋没費用効果 (sunk cost effect)」の別名であり、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。

コンコルド効果 – Wikipedia

今までの否定は難しい

トラックドライバーの長時間労働を報じている動画です。

アメリカをやっつけろ!と言ってきた人がアメリカを筆頭とした先進国と仲よくするというのはやりにくいものです。トップがすぐに判断できても部下が拒絶する場合もありますし、その逆もあります。これはイスラム教圏に限った話ではないです。日本でも右翼VS左翼で日米安保反対を長年に渡って唱え続けてきた人が、自身の行動と逆に動くのは難しいです。企業体質でもそうです。昔はこうだったんだ、今までこうやってきたんだ、という意識が強すぎると問題を改善できなかったりします。

先代の父とは、コンプライアンス施策をどこまで進めるかを巡り、意見が対立したこともありました。従業員からも反発され、「現場を知らない、頭でっかちの2代目」という冷たい視線も感じたといいます。

長時間労働は「どこの会社も同じ」を変えた物流会社2代目 残業減らしても給与を維持(ツギノジダイ) – Yahoo!ニュース

大型トラックドライバーを少ししていましたので、コンプライアンス改善の壁は目の当たりにしました。異業種から転職する人にとってはありがたい労働時間改善でも、昔から厳しい状況で仕事をしてきた人にとっては賃金が下がる話であり、厳しさに耐えてきた誇りを否定するような話にもなってきます。

このことは、厳しい大国の侵略に耐えてきたアフガニスタンの戦士と似た心境かもしれません。

若い世代は検索できる

アフガニスタンでは女性に対する制限が厳しくなりました。良い点と悪い点があります。抑圧と引き換えに、一部分に関しては女性が守られるという側面があります。次のリンクをクリックすると動画が出てきます。真面目な報道系もありますが、サムネイルを見るに、性的な感覚で撮影をしているものも見受けられるかもしれません。

難民の救済や人種の多様性を推進している中で、アフガニスタンが過激派の温床に後戻りするようになってくると、いささか怪しげな印象を受けてしまいます。戦国時代の日本は下剋上の世の中で、ひたすら戦争が行われているような状況がありました。現在のアフガニスタンも多少似たところがあるかもしれません。世界各地に潜んでいる過激派とのネットワークだったり、対外工作機関とのつながりだったりと、全く同じではないでしょうが、末端に暮らす人々の気持ちで考えればやはり似ているのではないでしょうか。

最優先は何かを設定する

アフガニスタンの女性でもタリバン肯定派と否定派がいるようです。

女性の権利というのは主張されて然るべきものがあります。しかし、これが声高に訴えられている国は、すでに食べ物にはあまり困らなくなった国であり、細かい問題を沢山ピックアップして改善をしようとしている中で取り組まれているものです。ですから、食べ物に困るような状況の人が多い国で優先的に主張すべき問題なのかどうかは少し疑問が生じます。

貿易摩擦を検索すると出てくる動画です。何を言っているのかはほぼわかりませんが、世界中で摩擦が起きていることは分かるように感じられます。(1) trade friction – YouTube

アフガニスタンの若い戦士たちが警戒すべき点は、大国に利用される可能性についてです。アメリカが嫌いだ!という国は結構あって、それは国そのものの問題というよりかは貿易、ひいては企業のシェア争いが関連していることがあります。法的にしっかりした国はおおっぴらにミサイルを飛ばせませんから、相手の国を混乱に陥れるのに、別の国の人間を利用するという可能性もあるわけです。

なにかとイスラム教と対立してしまうユダヤ教の国の農業の動画です。かつての荒れ地の写真が出てくるので参考になります。検索すると沢山でてきます。(1) agriculture desert – YouTube

ですから、自分の国の人々が飢えない状況を最優先に考えて法を整備していってもらえないかと感じます。戦国時代から江戸時代に移行するにあたって、日本もできたのですからアフガニスタンもできることでしょう。

君子は豹変す

君子は豹変すとは、徳の高い立派な人物は、過ちに気づけば即座にそれを改め正しい道に戻るものだということ。また、状況によって態度や考えを急に変えるものだというたとえ。

君子は豹変す – 故事ことわざ辞典 (kotowaza-allguide.com)

「君子は豹変す」はお隣の中国の共産党より昔の言葉です(孔子 – Wikipedia)。アメリカでは孔子学院が中国のスパイ機関だ!などと言われているようです(孔子学院 – Wikipedia)。孔子そのものはまともな人だと思いますので、孔子と孔子学院は分けて考えましょうとはいっても、アラーが最高神だと考えている人には関係の無い話でしょうか。

自由と無秩序の違いは何か

聖書のような根本的な規則を地盤とした上での自由は、最終的には嗣業の土地に実った葡萄をみんなで好きに食べるというような自由です。これは、神の国を達成させるという目的を基礎にした「結果的な自由」です

懐に溜まった黄金を守るための自由は、黄金が外に流れ出ないようにするために、法を自由に作り変えてしまうというもので、それがもたらすものは無秩序です。これといったビジョンも無くただお金を増やす目的を規則にしており、「手段的な自由」と言えます。

制圧方法の種類

テロリズムによる制圧と、説得による制圧は種類が異なります。

そもそもイスラム教の土地にテロ集団掃討のためのアメリカ軍が駐留して政府を作っていたような基礎があり、タリバンの件はイスラム教の人がイスラム教の人を説得して回ったというもののようです。

参考リンク:【解説】アフガン政府軍が蜘蛛の子を散らすように消えた理由 (fnn.jp)

他国にいる活動家が勘違いしそうな点を指摘しておくと、キリスト教の国でイスラム教の説得をして回るような目的の場合、タリバンのようにはいかないということです。テロリストを抑えるという目的が一緒になった場合は、アメリカ軍がやろうがタリバンがやろうが同じです。現地の人の大多数が納得してしまうのであれば撤退しようかという話になるのは自然です。

参考リンク: 「タリバンは残虐なテロリスト」って本当? 現場を知るNGOスタッフの答え(週刊SPA!) – Yahoo!ニュース

アフガニスタンでのタリバン制圧の件は、皆が望んでいるようなことを汲み取って上手く動いたから、予想以上に上手くいったという話だと感じられます。誰が勝った誰が負けたという話にするのはどうかなという印象です。

宗教で暴徒の正当化はできません

イラクで起きた爆破テロのニュースです。その他の局もあります。(1) iraq terror Baghdad – YouTube

他の国で同じようなことを出来ると思ってやってみても上手くいかないでしょう。言って分からない場合は、武力に訴えようということになりますが、明確な理由もなく誰もが満足している生活をただ破壊するだけの行為になってしまいます。それでは革命も勝利も精神的な自由も宗教上の自由も何ももたらしません。破壊を楽しむ暴徒の誕生です。

誰も望んでいないことを、本当は望んでいる!!と言って回るようなものは成功しません。無い秩序を構築するのではなく、すでにある秩序を破壊するだけに見えるからです。素行不良の若者が学校のガラスを割って回るのと変わらない宗教であったら誰も支持しません。

目的のシェア

アフガニスタンでは麻薬の生産が盛んだそうで、旧タリバン政権だろうが傀儡アフガニスタン政権だろうが対応が同じと述べている動画です。栽培を辞めるには別の仕事か生活費が必要となります。 アフガニスタン 麻薬 – YouTube

とりあえず一つの国の中だけで平和に経済が回るようにはできないものかと個人的に感じることがあります。鉱物資源など、他国から輸入しないとならないものがある以上、為替も貿易も必要なのは分かります。温暖化対策が急務となっている現状においては、そのシェア争いのために殺すとか生かすとか言っているのは「時間とお金の浪費」のように思います。(ふと冷静になってみると、テロリストが街を燃やすよりも、熱波と乾燥に伴って枯れ葉がこすれて山が燃える面積のほうが広がっている状況のようです。)

アラビア語は全く読めませんが、やろうと思えば砂漠でも農業ができることは分かる動画です。

目的のシェアということで考えてみれば、「命と時間を無駄にする戦争」と「健康と家庭環境の破壊をする麻薬」を無くしたいね、という目的を設定してみることができます。すると、その目的に沿ってお互いができるということをする、というシンプルな話になります。お金や技術を与える人と、結果を与える人による分担作業になります。非常に分かりやすい話です。

オリンピックで金メダルをシェアした話です。

目的がシェアされたとき、誰が一番高いところに立っているかということは、誰も気にしなくなるかもしれません。