world.”choeur de neoneli” : “Ballu tundu Neonelesu (Ronde Neonelesu)”


サルデーニャ(イタリア)の男声4重唱です。タイトルをGoogle翻訳にかけてもコルシカ語と出るだけで読み方も意味もさっぱり分かりません。コルシカ島はサルデーニャ島の北にありますので言葉は合っている感じでしょうか。アーティスト名はフランス語でネオネーリの合唱団(ネオネーリはサルデーニャ島の自治体)と訳されるようです。以前購入した民族音楽の本を見ながら適当に見繕ってApple musicで検索してみたところ新鮮なサウンドに巡り合いましたので掲載しておきます。バグパイプを声で模倣したものだと本には記述されていますが、ポピュラーミュージックばかり聴いている耳では、民謡とビーチボーイズを足して二で割ったようなサウンドに感じられます。

world.”Slavic Soul Party!” : “Sing Sing Čoček”


ニューヨークのブラスバンドであるSlavic Soul PartyによるSing Sing Čočekという曲です。音階といいプルプルしたニュアンスの音運びという日本人からするとエキゾチックな曲に感じられます。タイトルにあるチョチェクというのは、wikipediaによれば、オスマン帝国の軍楽隊の音楽に由来し、19世紀にバルカン半島で興った音楽ジャンルとのことです。以前聴いたことのある似た雰囲気ものでクレズマー(ユダヤ系の民族音楽)というものがあり、こちらもバルカン半島が由来になっていたようで(ニューヨークのユダヤ教の人が演奏していたものと授業では聞いた記憶があります)、マイナー調のスケールで疾走するような音使いに独特で良いと思います。

こちらのアーティストの発見手順ですが、まずYouTubeのスタジオライブ配信を主としたチャンネルでインドのブラスバンドを聴き、そのバンドの名称を定額制の音楽サービスで検索して聴き、聴いていたアルバムページの下部にあったお勧めのアルバムから辿り着いたものです。

pop.”Troye Sivan” : “EASE”


オーストラリアのアーティスト(?)、Troye SivanによるEASEです。詳しくはよくわからないのですが、オーストラリアの若い俳優さんであり人気YouTuberであり、そこからシンガーになった感じのかたのようです。WILDという曲のEP版を買って聴いてみました。この曲はfeat. Broodsとなっておりそこを調べてみますと、ニュージーランドのオークランド出身で、ヴォーカルのGeorgia Nottとマルチインストゥルメンタル担当の兄Caleb Nottによる兄弟デュオとのこと。iTunesの作曲者の項目にもクレジットされているあたりを見ますと、サウンドデザインなどについてはCaleb Nottによるものと考えてよい感じでしょうか。Carmadaを聴いた時もアメリカやヨーロッパとは違った新鮮なエレクトロサウンドを感じましたので、オセアニア地域では何か独自のものが育っているのかもしれません。英語圏の人が聴いてどういう印象なのかはわかりかねますけど。プロデューサーの意向とかではなく本人の意思でこのサウンドをチョイスしているのであればとっても今後が期待できるような気もします。

コード進行のベースとなる和音感があるからといってピアノやギターでドビャーっとダイレクトに和音を鳴らしてるわけでもなく、あくまでもメロディーラインに対しての脇役のような音響的な処理だったり、複数の音源に分散させてSE的なフワッとしたコード感で済ませているところが聴いていて面白いと思いました。